終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

謎に面白いアニメを紹介します

少し前にツイッターRIDEBACKの話をしたんだけれども、そういえばこういう謎の面白いアニメというのは無限(有限)に存在するなと思ったので皆さん暇だと思うので紹介します。

こんばんわ僕です。

 

 

皆さん夏休み以前です。ちらちら見かける情報では”周りの海外旅行勢が新車を買った”とか”オリンピック見てたら自転車欲しくてつい”とかまぁ、散財について色々耳にするわけです。僕も散財してますので良くわかりますが、とりあえずこれから紹介する作品はどのストリーミングサービスで見れるのかわかりませんが、夏が暑いのでガツンとみかんでも食べながら見てください。

僕の中では少しばかりマイナーな作品を選んだつもりですが、皆さんの意見とすれば相当メジャーな作品もあると思うので、そのへんは僕の独断と偏見だということで勘弁してください。

 

とりあえずいっぱいあっても困ると思うので5作品をピックアップ。

 

謎に面白いアニメ作品5選

 

夏のあらし!


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夏のあらし!小林尽の月間ガンガンJOKERで連載されていた作品を2009年の春秋に放映された13話+13話のラブコメ作品。

小林尽先生はその前にスクールランブルというかなり笑いに寄せたラブコメを書いており大人気だったのですが、最終回まで読んだ人は少ないのかもしれません。(しらんけど

 

夏のあらし!は主人公の八坂一がたまたま入った喫茶店のウェイトレスに一目惚れをし、その喫茶店でウェイターとして働く日常を描いているのですが、一目ボレをした相手の嵐山小夜子は夏にだけ現れる60年前に亡くなった女学生の幽霊というかなり不思議な属性を持っています。

前髪ぱっつんの黒髪ロングヘアーの長身の美人。

タイムトリップをはじめとあらしで何度も行い現在を修復するなど序盤ではSF要素盛りだくさんだが、結局の所なぜそうなったのかという謎について迫っていくお話。

 

制作はシャフトで非常に尖った表現も多く動画がユーモアにあふれていてみていて飽きない。(シャフトは化物語の制作などが有名かな?

飽きる瞬間に一気に冷めるという感じの構成なので、ながら作業よりも集中的に見たほうが面白いと思う。

ただじゃぁ誰に感情移入するか?と言われるとすごく悩ましく、見方は難しい物語かもしれない。

 

 

 

桜蘭高校ホスト部


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桜蘭高校ホスト部花とゆめで連載されていた少女漫画で、2006年に全26話で放送された。

アニメの段階ではマンガが終わっていなかったため、アニメはマンガとは別の解釈でのエンディングとなっている。

当時は涼宮ハルヒの憂鬱と同じ期での放送だったこともあって『ダブルハルヒ』などと言われたが、皆さんは覚えているだろうか?

 

主人公の藤岡ハルヒは市立桜蘭高校学院高等部特待生として入学をするが、櫻嵐学院はスーパーお金持ち学校であり特待生制度を使ってはいってくる生徒はあまりいないという特殊な状況で学園生活がスタートしていることが1話で明らかになる。

学費よりも高い制服を特待生制度を使うハルヒが買うこともできない。スラックスを履いた姿で名物部であるホスト部に迷い込んでしまう。

最初は男子だとホストの部員から間違われていたが、実はれっきとした女子であり隠しているわけではない。

部員からの逆ハーレム状態になるが、いつもハルヒは部員たちの世間知らずな言動に混乱しており嫌味やくどさがなく非常に見やすい作品だと思う。

 

制作はボンズで、流石といった感じの作画とカット割り、豪華声優陣(坂本真綾宮野真守鈴村健一など僕でも知ってる名前がズラリ)なので安心して見れるのもいいところ。

作画に15年も立つと少し古臭く感じるかもしれないけれども、スマホのない時代を鮮明に描いているので、懐かしむのもありなのではないだろうか。

 

 

 

リトルバスターズ!


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リトルバスターズ!は2012年に26話、完結編としてRefrainが2013年に13話放送された。

この作品はAIRCLANNADで有名なKeyが2007年に発売したPC向け一般ノベルゲームが原作(後にエクスタシーという完全版のエロゲが発売される)で、僕の性癖が狂ったのはこのゲームのせいだというと過言だが、名前を出した2つよりはそこまで知名度が高くないと思うので上げてみた。

ぜひイッキ見をしてほしい。

 

この作品はKeyの作品と言いつつも麻枝准は脚本を書いておらず、企画と音楽での担当をしている。

なぜ他の麻枝准作品やKeyの作品と比べ知名度が低いように感じているのか僕には理由がわからないが、とにかく当時社会人1年目の異常にに忙しい時期にプレイ時間200時間程度をかけてプレイしたのはいい思い出である。

 

この話は説明するのが非常に難しく、学園モノではあるが何を言ってもネタバレになるので、まぁ気になったら見てほしいという思いがある。

主題歌が本当に最高なのでカラオケが解禁されたらみんなで歌おう。

もちろん国家も歌おう。


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あまり喋れることがないなと思ってしまった。

でもまぁとにかくおすすめで、結構気分が落ち込んでしまう描写やシーンも有るのだけれども、乗り越えると素晴らしい作品なので見てほしい。ただ辛いだけではないというのがいい作品と思う点でもあり凡作でもあるのかもしれない。

謎に面白い。

 

 

 

昭和元禄落語心中


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昭和元禄落語心中は2016年と2017年に分割で放送された落語をテーマとした人間ドラマで、落語っていいなって思える作品になっている。

この作品とは関係ないが、渋谷らくごが始まったあたりで何度か見に行って、『面白いけれどもこれは何度も行かないとわからんね』となっていたところこのアニメを見て結構スッキリ落語は面白いよ、と言えるようになった。

 

主人公の与太郎は元チンピラであり、お勤めから出てきたその足で支障となる有楽亭八雲のもとに向かう。刑務所内で有楽亭八雲が演った『死神』がきっかけで出所後の行くべきところ、と決めていたらしい。

誰も弟子を取らなかった八雲の気まぐれで入門した。

 

主に主人公としては八雲が立っており、与太郎が聞き役と語り部を兼任し話が回るが、現在と過去を行き来するため所見だと結構難しいと思ってしまうかもしれない。

また、コメディ要素はないといえば嘘になるが管理かっちりとした人間ドラマであり、また昭和の空気感が漂う作品でもあることから、2016年を現代と仮定するとかなり異質な作品。

 

八雲を演じる石田彰の『死神』がみれるのはここだけ。

本当に素晴らしい作品で、これは謎に面白いわけではなくて結構固くかんたんではないことがあるけれどが、落語難しそうだな、と思っている方にはぜひ見ていただきたい。

フィクションの広さ、奥深さを少しは感じることができるのではないかと思う。

 

 

5本目を書こうとして色々迷った結果、おすすめは山ほどあるけど、リエストほしなと思った。

また別の機会におすすめ書こうかな。

 

一本でも気になった作品があったらぜひ見ていただければと思います。