終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

もう夏だと思うんだよ、入道雲を見たから

完全に頭がおかしくなる前に一部の仕事について真剣に考えねばなりません
こんにちわ僕です

ronkonさんの楽曲を聞きながらエントリを書いています

on.soundcloud.com

『今日すごく夏らしい日ですよ』
と連絡が来たので外に出ると、シャープネスをかけたようなパッキリした輪郭を持った雲が見えて感動しました
夏は好きじゃないのに、入道雲が好きで、ただただそこに在るということを意識させられるのがすごい
写真では空が目で見るよりも青くて感動しました
梅雨明けはまだだけど、もう夏なんだなと思いましたね
今のところ関東の梅雨明けは例年と変わりなく7月21日頃だと予想されているようですが、皆さんの感覚的にはいかがでしょう?


夏らしいことなど何一つ予定がないのですが、旅行など行楽の予定はありますか?
混んでない花火大会などないですが、花火大会行きたいですね
川とか湖とか海辺とか
一人で行くのもいいけれど、多分行ったことで満足してしまうんだろうなとか、5分ほど見て家路につくんだろうなという想像をしています
中年ならではの孤独でしょうね・・・

下町だということもあってGWあたりから夏にかけてお祭りがたくさんあります
仕事を終えてスーパーに行ったりご飯を食べたりするとき、車両通行止めなどに当たるとその先にはお祭りの屋台がびっしり並び、人々が楽しそうに笑っているのです
自分がそちらで楽しく笑っていた可能性について考えるのですが、うまく想像ができずちょっとブルーになります
屋台の焼きそばを最後に買ったのはいつなのだろう
youtubeを眺めていると、出会い系をしている32歳以上の男は全員屑だからやめておけ、とでかい声で言う男の人を見て結構傷つきましたね、出会い系の話だけではないですが、なんか通り魔にあった気持ちになりました(コレは被害者意識が強いと言うやつでしょう)

そういえば、自分たちが10代の頃、おしゃれなカフェでわざわざ水にレモンを入れてフレイバーとして透明感を演出していた
あってもなくても良い、しかしレモンを入れることは確かに特別だった時期がある
すぐに広まってしまって、猫も杓子も水にレモン入れときゃおしゃれだろってなって、現代において忌避されてさえいます、が、あのレモンはそういう演出のためにあったのです、わざわざ
多分ウォーターポッドにレモンを入れるのは一般的なインターネットが普及する前、おしゃれ仕草であった

スマートフォンが世界を書き換えてしまう速度があまりにも早すぎましたね
別に電話番号とSMS、そしてメールがあれば不自由はなかったのに、小さな画面に全部詰め込む理由はあったのだろうか
こんなにもシステムに対してのリテラシーを求めて、一体誰が得をするのだろう
毎日サラリーマンして偉くほとんどの人たちはそれで幸せなはずなのに、効率化だといってペンを取り上げ、紙を拒否し、生まれたばかりの知らない単語が日常を覆ってしまう、苦しいと呟いても誰も助けてくれない
汗を流し知っていることを駆使して毎日をなんとか乗り越えているだけなのに、なんでも知しっていないと世の中からはぐれてしまいそうに思う最近について、どこか不健全さを感じています

夏に大きな入道雲が見えること、空がとても青いこと、花火がきれいなこと音が大きいこと、ぼったくり価格の夜店の焼きそばを笑顔で買えること、待ちあわせの時間が愛しいこと、そういう日常について少し忘れ始めている気がする

遊びに行く機会があったら声をかけてくれたら嬉しいです!お金はないです!

次回はカルピスの原液そのまま飲んでみた、でお会いしましょう

ジークアクスとラザロを見て、現代的だなと思ったこと

GQ面白かったですね
こんにちわ僕です

この春のアニメで見ていたのがGQとラザロなのですが、どちらも過去の作品に大きな影響を受けた作品でしたね
ラザロはまだ最終回の配信前なので楽しみに待っています

ふと気がついたことがあり、エントリにしようと思いました
ラザロについてカウボーイビバップと比較される批評がたくさんあったようですが、結局路線も違えば重ねないほうが良さそうだという感想がしています
GQも、ガンダムの文脈とカラーの文脈についてのテキストをよく目にします
好きな作品について語ってくれるテキストがたくさんあるのは嬉しいですね

ガンダムカウボーイビバップで約20年ほど時代が違うので同一視するのは難しいかもしれませんが、時代として結構リンクするところがあるのではないかと思います
GQでは(おそらく)マチュが主人公として扱われていると思いますが、マチュが自覚している世界の退屈さが敵であり倒すべき悪は日常であったのではないでしょうか
生きているだけで精一杯のニャアンに巻き込まれに行く形で非日常を得たマチュは、情報過多なキラキラを青春の光と勘違いし、生きていることがどのようなものなのかを錯覚したのだと考えています
クランバトルで出てくる大人たちは、担任の先生と同じようにつまらない世界の一部でしかなく、隣りにいるシュウジとニャアンが存在する世界が全てだと考え、全てをなげうって世界を壊そうとします
シャリア・ブルは大人として振る舞い、シャアのために世界を作り上げたいという野望を持ってザビ家の滅亡という野心を燃やすのですが、マチュやニャアンの存在はそのための供物だったのです
そのそうに考えると、この世界にはマチュという世界を背負う少女と、それ以外の世界をどうにかしようとする2つの切り離された世界の話が同時に進行していると考えられますね

もちろんアムロのいた世界でもたくさんの物語が展開されていくのですが、基本的には大きな物語と展開するための小さな物語の集合体だったのです
しかし、GQ世界は少年少女のジュブナイル的ストーリーと、大人が社会を変化する物語という2つのストーリーがぐちゃぐちゃに混ざったものだと言えるでしょう
特にこの描き方は現代の作品ではよく使われるテクニックに思います
マチュは、正してくれる大人も社会もなく、ピンポイントに一方的に憧れる個人が稀に現れるということが不幸でしたね、悪いことしたら叱られる必要があった
道を踏み外したまま、なんか納得してしまった感じを持って生きていくマチュは社会からすればとんだ大悪党ですが、そのように描かれることはなかったですね

ラザロについて、チームラザロそのものが若者で構成されており、NSAが上部組織であることが物語初期から明かされています、スキナー、ハーシュ、アベルと言った壮年層も主人公であり、彼らのフィールドで政治することをかっこよく描いていますね
ぱっと見、カウボーイビバップで育った僕と似たような世代からすると野暮ったく感じる気はします
ビバップの劇場版では、謎のナノマシンを用いてヴィンセントはバイオテロをしようと画策するのですが、賞金稼ぎのスパイクたちはそれを阻止しようとするのです
スパイクの主な庇護者はジェットです、年連は離れていますがバディですね
一方ラザロに出てくるアクセルの庇護者は、チーム内にはおらず、ハーシュなど上部組織が彼を生かそうと画策していますね
他の登場人物も同じようなもので、壊れていく世界をなんとか救おうと手を尽くす若者と、別軸に大人たちの社会で進行するシナリオの多層構造になっているようですね

もちろん多くの作品では裏側の設定としてそういう物があるということがわかるようになっているとは思いますが、視聴者へのわかりやすさということを考えるとどちらかに絞ってしまう方が届きやすいとは思いますね
しかしその結果何が起きるかというと結局なんだったんだ?ってなってしまうわけです
ビバップ世界において、結局レッドドラゴンってなんだったの?長老たちはなんだったの?みたいになってしまうことが多かったですね
雰囲気だけで乗り切る作品が多く、設定を詰めきれず破綻するぐらいであればシナリオに盛り込んでしまおうというのはいいアイデアだと思います

また、全く別の見方をすると、年を取ったのだと思います
単純にファーストガンダム世界で中年以上の大人が出てこないのは、描いている作家陣よりもずっと年の離れたおじさんのことが理解できなかったからでしょう
それに比べるとGQやラザロの制作陣は、もう若くない方も多く世界に対しての解像度が上がったことで、誰もが知識さえあれば咀嚼できる形で提供できるようになったということでしょう
おじさんになることは誰にも止めることが出来ない、そして自分たちと同じ時間を過ごしている元々の視聴者たちが今の若い人たちに見せるべき姿はこういうものなんじゃないかと彼らの最新の目線で投げかけてきてくれているのは、時代を反映していると考えても不思議ではなさそうです

Nujabesのプレイリスト置いときますね

www.youtube.com

もう明日から7月なのですが、どんな夏アニメが来るのかなと思っていましたが、コレを見ようと思うものが今のところないので、皆様のおすすめを教えて下さい

次回Legendus頂感想戦でお会いしましょう

「H12」を見てきたよ

ジメジメしててうまく寝付けない夜が続きます
皆さんこんばんわ、僕です

スタンミさんのミュージカル「H12」を前の前の週の土曜日に見てきました
面白かったですね

 

当日、家を出た段階でだいぶ時間に余裕がないなと思って急いで会場に向かったのですが、十分間に合い急ぐ必要なかった、途中で降ってきた雨は少しだけど大粒でちょっと痛かったし
開場がすみだパークシアター倉でしたが、駅から少しありましたね
始めていく劇場でどんなところなんだろうと思っていましたが、キャパの割に広い空間で、椅子も良かったです
小さい劇場にありがちなトイレ激混み問題は令和の現在でも改善しませんね
良い芝居小屋でした

キャパが151席、4日間8公演全部埋まっても1208席、S席9800円、A席7800円
見に行ったのはA席
物販はハイタッチ券、パンフレット、お花の代わりのネームプレート
他にもあったのかもしれないけど制作費が3000万円といっていることを考えると、劇場だけでリクープはほとんど考えられない
S席A席を完全に按分して人席9000円として考えると席料で1000万円ぐらいにしかならない
何も買わず終わってすぐに桂林さんに向かった僕はチャーハンを食べて帰ったのですが、握手券かっても良かった、ブログを書いている今思う
コレを書いているときに調べていると、舞台のあとの最後の挨拶が握手券の中で行われていたらしく、なぜ「本日はお越しいただき、ありがとうございました!」みたいなのがないのだろうと思っていた
あれを見に行っていると言っても過言でない可能性がある

何にせよ面白かった
配信の中で「君たちは短い時間しか座ってられないのだから、今回も芝居は短いよ」といっていたが蓋を開けたら2時間半
舞台の中でも割とガッツリとボリュームのあるシナリオだった
多分チケットにも上演時間が90分と書いていたと思うので、一人ぐらい漏らしていても不思議ではない

閑話休題

若い役者の人がとても多く、うまかった
もはや役者なら誰でも太く繊細な高音域が出せるような人類になっているのか、それとも特殊な訓練でもうけているのだろうか?人種が違う
役者も台本も演出も、自分の知ってる舞台よりもずっと洗練されていてすごかった

スタさんはめちゃくちゃ信じられないほど練習したんだろうなって感じがして、良かった
もちろん周りの役者に比べちゃうとなんか少しだけ白々しく感じたが、相対的なものであり際立った存在だったことは、結果舞台を締めていたと思う
スタさんがウォッチパーティーをすることを事前に知らさなかったのもすごくいい
何ならかなり直前で決まった可能性もあると思っている

舞台をウォッチパーティーするというのは知らない
現代においてそのような手法はちょうどコロナ禍ぐらいから取り入れられたのではないだろうか
前半無料、後半有料みたいな
よくあるものだけど、それを、配信者がコメントを読みながら副音声付きで数万人と見るということはすごい価値を生んでいる
舞台にウォチパを持ち込むことは何も産まないと考えられていたが、どうもそうではないみたいだ
赤見かるびという配信者がウォッチパーティーをした後、スタンミとの通話内で「まじで行けばよかったっていう後悔まであるもん」と言わしめるのはすごかった
https://gyazo.com/42dbe9933cf45e3e5d20987b88dc96eb.jpg

1度しか劇場で見ていないけれども、現代では完全暗転も演出の一部に生み入れ、演出が黒子をやり、明転というものはなく、確かに2.5次元的な手法が多い気がした
数年前に鬼滅の2.5次元を見て、去年歌舞伎座松平健の出るスーパー歌舞伎を見たが、小劇場ですらそういうテクニックをやるのだと思うと、みんな上手になっていることを実感する
もう現代では失敗できないし、下手なものも見せられない、練習をするしかない、甘えてもいいことなんか一つもない、そういうことなのかもしれない
めちゃくちゃ自由な世界に生きてるのにこんなに苦しいことってあるか
でもそれをみんな楽しみに待ってるんだぜ、残酷だな

舞台の空気感を知っている人間か、時間を大事にしている人間にしかわからない
その時間というのは誰かの濃密な数ヶ月だから、同じ空間を共有できたのにしなかった後悔は苦しい
かるびちゃんはまだ若いのかもしれない

youtu.be

 

まだ今ならスタンミの振り返り配信のアーカイブが見れます
ちょくちょく本人がコメントしてくれているのがまたいいですね

www.twitch.tv

舞台を見ることがこんなにプレミアになることって、多分映画が一般的になってテレビが普及したときに、ステージのチケットが買えないとなった時期以来なんじゃないだろうか
確かに世の中のダフ屋を取り締まろうとするその動きは、そのコンテンツの供給語りていないことに違いない
スタンミの次のステージがどこになるのかはわからないけれど、初心を忘れずにまだもう少しやれるのであれば、次はプレミアムチケットになる気がする
どこかで、小さな劇場で上演するにとどまってほしいと思う邪念はあるけど、本人らしくでっかく売れて、信じられない程にくだらないスキャンダルで爆散してほしい
いや、もちろん次世代のキムタクになってほしいけど、そのような動きには興味がなさそうだし

shadowverse-wb.com

今年いろんなことがあるけれども、みんながシャドバビヨンドやっていてすごい
ちゃんと面白いのに、Steamで圧倒的不評というのもらしくていい(げんざいはやや不評)
超えるべきハードルがあまりにも高い
僕は昨日サファイアに到達して、今日またルビーに戻ってきました
いつかはダイヤ帯に行きたい、B0でわんわん言ってるので、黙々とやり続ける焚かない精神が必要
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ぜひ!憂鬱な梅雨の時期、打ち合わせしかないリーモ‐とのあなたに!やってほしい!友達申請もお待ちしています

 

次の土曜日は結局一切触っていないSF6レジェンダス@代々木体育館・予選!
今年は配信者を眺める年なのかもしれない

次回は梅雨明けにお会いしましょう、ではまた