終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

来年2月の為替レートについて聞かれたので考えた

『来年の2月頃の日本円がどうなっているのか教えてよ』と事務所で社長に聞かれました。
こんにちわ僕です。

10月に入ってもまだ日差しは熱く、でも夜になると寒くなるという毎日でした。
今日は雨で寒いですね。
こんな毎日だと体調を崩しがちです。
この季節が好きですが、花粉症なので体調がいいとはいえません。
先日鼻うがいについていいということだったので買ってみました。
たしかに痛くないしなんかいい気はあります。人に見せられるような状況ではないですが。
みなさんも鼻うがいされていはどうでしょうか。

 

冒頭に書いたことは昨日事務所のミーティングテーブルでぼんやりしているときの雑談です。
『確かに予測出来るならしてみたい』と思いました。
更にもっと言えば予測ではなく確実にこうだと言ってみたいものだな、と思いました。
でも自分も持っている状況についての反応では到底予測すらも困難なので『それは難しいことですね』と返しました。

誰しもが未来について楽観的に行きていきたいという気持ちがあるのはそうだなと思います。
買ってでも苦労をしろ、と言う言葉はありますがあまり実践したくないという気持ちを持ってしまうのは自分だけではない気がします。
例えば『来年の2月には110円ぐらいですよ』と言ってしまえるだけの根拠を持ってみたいものです。
こういうことというのは膨大なデータと乱暴な変数を加味しながら大体の方向性を見つけられればなんとなく回答できるのかもしれません。
僕にはないものです。

『円安って言ってるけどどの程度が適正なドル円なんだろう?』と聞かれたので、少し間をおいて『60-70円ぐらいじゃないですか?』と答えました。
これは単純にビックマック指数を逆算しただけです。

ecodb.net


適正という言葉が適切ではない気もします。
条件として社会がアメリカと同一の条件にあるなら、という一文は必ず付きます。
なので、円安だと言われていますが、今のマーケットが144円だと言っているのであればそれが適切な数字だということは大前提にあります。

高いか安いかという話をするのはとても難しいです。

タバコを買っている人や僕のようにお酒を飲む人はそれに対してなんの疑念も抱かずに買っていると思います。
一箱600円もするタバコを何故買うのだろう?1杯800円もする飲み物を何故買うんだろう?
世の中はこんなに単純ではなく、生きていくのにどの程度のお金が必要かということは敬虔で真面目な小市民でさえ世帯人数や持っている個性によって変わります。
お隣さんがいいお肉を食べているのを羨ましく思う反面、お隣さんには『子供がたくさんいて幸せだな』とやはり羨ましがられているかもしれません。
生きている変数を一定にできないことと、懐事情が生命活動と直結している社会ではひとえに安い高い、豊かさや幸せや不幸やひもじさについては数字だけで紐解くのはだいぶ難しいように思います。

その上で、世界を取り巻く雰囲気と言うか空気はあまり良い状況にあるとは言いづらそうではあります。
伝染病がまん延し、戦争が起き、エネルギー問題があり、とここまでは世界が経験していることですが、新しく『計算資源及び思想が不足している』という状況にも直面しています。
世の人々は自分では読書をしない割に頭のいい人の話のいい部分を切り抜いて見るので非常にすごい。
計算資源とエネルギーが密接に関係していることは誰にも明らかですが、計算にエネルギーが必須ですというのはちょっと違っていて、アーキテクチャとしてそのように解釈をしているので現状ではそうというだけのことです。
現に手元にあるスマートフォンの処理能力は20年前のワークステーション数台分以上の性能があります。
見方によれば計算機器は時代的にはエコになってると見えるかもしれません。

皆さんはニュースとか読まれたり見られたりしますか?

そんな計算資源が無尽蔵にある状態ですが、それをどのように使えばよいのかということに対する思想語りていないです。
昔の通勤電車内の新聞がスマホに変わったと言われますが、新聞であれば自分で抽出しないトピックスも取り扱っており、最低限なフラットなニュースが興味関係なく常識として出社前にあったわけです。
それを共通認識として1日をはじめることができましたが、今はそうでもなく、善し悪しは別としてニュースを見ていても興味のあるものが上位に上がってくるようにサジェストされています。これは興味のなさそうなニュースについてそもそも提供されないという状況があるのです。
何もしてなければ僕の目の前に女性物の新しい服のブランドの広告が挟まることはありません。

パーソナライズされているといえばそうなのかもしれませんが、同じようにみえる人々の共通認識が実はもうないのだという現実を受け入れる必要もありそうです。
そこには断絶があり、これからのフィクションにしてみればますます共通の見解がないために万人に売ることのできるコンテンツは作りにくくなってくるかもしれません。
これはあくまで僕の妄想ですけれども。

で、来年の2月のドル円レートです。

・戦争は終わり、エネルギー問題がある程度解消され、流行病も落ち着く → 110~120円ぐらいを強気に目指せそう
・戦争は続き、すべての状況は今とあまり変わりない → 現在と変わらないかもう少し円安に動いている
・また新しい世界の断絶が起きるようなことになる → 豊かさって話じゃない大混乱
・台風や地震や噴火などで都市がぐちゃぐちゃになる → ドラゴンヘッド

どうか平和な日常が続いてくれますように。