終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

天才について思うことを書いた

今年いっぱい結婚相談所で婚活をしようとお見合いをしてまいりましたが、縁遠く退会いたしました。
こんにちわ僕です。

今日はいつもにもまして乱文です。

空は高く都心でも鈴虫が鳴く9月の終わり、秋を感じております。
今年もまた意識的に秋の味覚を食べたいと考えております。
梨は先日いただきましたので、高いと話題のサンマともともと高い松茸を何処かで賞味したいものです。
秋はあっという間に去ってゆきますので、ボジョレーが出る前には口に入れないと終わってしまいます。

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天才という言葉が好きです。
漫画やアニメでもどちらかというと天才×無茶をする静かなキャラクターを気に入ってしまう中年になりました。
こういうのは多分三つ子の魂100までという言葉に表れるように、幼少の性癖から抜けられないのでしょう。
例えば僕が好きな天才キャラクターで言えばアルドノアゼロの主人公であるイナホなんかがシュッとしていて好きです。

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天才にも色んなタイプはあると思いますが、現実世界に目を向けると皆さんは誰を思い浮かべるでしょう?
僕はほとんどテレビを見る機会をあまり作らなかったため、最近の天才キャラクターを知りませんでした。
例えばメンタリストDaigoさんや、クイズノック伊沢さんなど、お茶の間のキャラクターとして親しまれている人物を知らないのです。
そんな僕でも最近成田悠輔という名前をよく目にしていて、この人はなんの人なのだろうと思い動画を馬鹿な顔で眺めていました。
コメンテーターやバラエティにここ1年半ほど出られているらしいのですが、なるほどなーこの人は面白い人だなーと思い本を買いました。


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テレビの枠での顔はわかりませんがyoutubeなどの顔のままであるのであれば『バカに馬鹿と言ってもわからないのだからバカと言っておこう』というバカみたいなスタイルを適当にやっているというように見えてすごいなぁと。
ひろゆきさんでもそんなにバカにしないのでは?と思えるぐらい容赦なく世の中に興味が無いのだということをサラッと言ってしまうところが非常にいいし怖い。
おそらく自分の熱量をバカに持っていかれたくないので静かにしている。という感じなのでしょう。
でも消費者からすれば自分がバカにされているということを感じないので成田さんは深いことを云うなぁ、となっていたり感心したりするのでしょう。
なかなかここまで割り切った正統派ヒーローは現れないので好感を持っています。

著作である『22世紀の民主主義』は、冒頭から割りと多くの人をバカにしていてすごいなと感じました。
未読了なので中身については触れませんし、この本には取り上げるべき内容はありません。
フィクションとしてなら面白いですが、本の編集、ん?レイアウト?が悪くてリズムが非常に悪く読み進められていないです。(ひとのせい)
この本は論文の様式を模して書いています、と冒頭に書いていますが、サラッと『君たちは普段論文なんて読まないからとりあえずほんの読み方から教えてあげるね』というところから入ってくるのです。
冒頭だけでかなり感動してしまいお腹いっぱいになりました。
僕は誰になんと言われようが成田さんのファンだなという気持ちから離れることはないでしょうし、決してバカにしていません。

そんなこんなで今日取り上げたいのは成田さんではなく、天才についてです。

日本で天才と呼ばれるために必要なことはいくつかあると思います。
一つのルートとして、実体を伴う必要はおそらくなくて、周知からの同意により天才になり得ると考えています。
『あの人は頭がいい』『あの人の感性がすごい』という何でもいいのですが特別なレッテルが必要でそれを周知が認めるという行為です。
例えばピアニストでyouTuberのゆゆうたさんなんかは勘がいいのとそれを実演させるだけのスキルがあり、誰しもが共感できる簡単な音に落とし込むという事ができる稀有な能力を持っているので天才として扱われているように見えます。
相当個人が研鑽を積まないと行けないので大変な道のりです。
もしウハ完全に張ったりでやっていってるタイプもここにハマるかもしれません。

次は『まっとうに勉強をして真っ当にテキストを読むなど勉強し狂人になる』というルートに思います。
やっていることや言っていることは完全にまともなのに、全体で見ると全然まともじゃないし何も理論もなく正義もないという狂人です。
ちょっと誰を上げるかを悩みますが、ここに成田さんを入れてもいいでしょう。
僕は彼が何を正義としているのかわからないのでいいでしょう。さんざん褒めたので怒られないでしょう。
つまり小さい頃からちゃんと勉強をしているからこそ世の中の自分ありの紐解き方を知っているとも言えるかもしれません。
周囲が認めてくれないと生きていけないので、高い学歴や高難易度な職業であることがバッヂとしては必要だと考えられます。

もう一つギフテッドという言葉を聞いたりしますが、結局彼らは後にものすごい努力をしているのでそれを一言で済ますのは酷に思います。
人間は人間であり、ゼウスとして生まれた人間は一人もいないと考えられます。
近そうに見えるのは将棋の藤井聡太さんですが、どう考えても努力の塊であり、ギフテッドと言って区別するのは違うかなと思います。

高IQの方や別に学歴は高くないけど馬鹿みたいに頭のいい人が友人にもいます。
彼らと話しているたとの恣意ですが、彼らは世界について少し窮屈に感じているようにみえるときがあります。
それは多分どこかで彼らが今あるべきではない線上、もしくは今は窮屈な時間にいるのだろうと思います。
それが元をたどると彼らの怠慢にある場合において擁護できない状況が多いように思います。
現代社会において窮屈さの正体の一つに、あるべきままで良くない、とされていることかなと思ったりもします。
ひろゆきさんの『それってあなたの意見ですよね』という言葉は別にその意見を述べている当事者を批判しているわけではなく、『私は違う立場を取っています』というポジションの違いを述べているほかはないように感じます。

話がずれました。
いま高校生や中学生の方は読者にいないと思いますが、もしいるなら勉強して名前のよく分かる大学に入って少しでも興味のあるものを全うに勉強するのがいいともいます。
名前のある大学にはいい本が揃っていますし、同じように苦労した人間が周りにいるわけですから同じ目線で少しだけ興味のある文でを共通言語で話すことができます。
そういう体験というのは年をとるたびに機会が減ってゆきます。
そもそも人に会う機会もなくなってゆきますし、定期的にばかにされることも減ります。
もちろん人を馬鹿にする機会も減りますし、そのようにして世の中は知らぬ間に常識だけが更新されていきます。
でもいつの常識にとらわれるのかということについて誰も規定してくれません。
そうであるならば自分が向き合っている常識が正しいことを自分の理を持って紐解いていく力が欲しくはならないでしょうか?

以上完全なる詭弁でしたが、暇つぶしの役に立ったなら幸いです。
僕は短く端的に何かを表現することができないために冗長にテキストをタイプするのが好きな人類です。

最近聞いた言葉の中で同意したものは、つるおかかものはしというシャドバ実況の人が動画の中で、
『皆さん、インターネットで世界が広がったって勘違いしてるでしょう?逆なんですよ、世界って狭くなってるんですよね』
という一言でした。

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皆さんには世界はどういう形をしているように見えていますか?
よかったらコメントなどで教えてください。

 

こんな長文なのに言葉足らずな文章を書いていれば、これは婚活も失敗するわけだよ。