終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

終戦記念日と怠惰な生活

8月が半分溶けてしまいました。夏を全身で感じるクーラー病。
こんにちわ僕です。

8月の前半が終わって残す夏休みも2週間となってきたわけですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
昨晩泥酔している際にどうしてもアニメを見たくなり、21時頃から『盾の勇者の成り上がり』を見始めて気がついたら朝の4時でした。(おそらく24話まで見たと思う)
昨日一昨日と自炊に気持ちが入ったので今までやってこなかった様々なものを作ってみたが、一日3回食事しない不摂生おじな自分は最終的にお腹がいっぱいで吐きそうでした
また、全然関係ないけどスーパーに立ち寄ったところサントリー白角がおいてあったので入手し、土日で飲み尽くしまして。少し反省しております。

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盾の勇者の成り上がりについて。
原作は読んでいません。
評判がいい作品ということしか知らず再生していたのだけどたしかに一気見させてしまう魅力はあったのだと思うけど、これが最近の若者やオタクの人達の嗜好かーと思うとなんとも言えない気持ちになってしまった。
見たい人だけ見ればいいと思う。僕に関してはもっかい見様はないかなと。
ラノベ原作アニメで、主人公がそれなりに虐げられていて自分のメンタルの復活とともに強くなっていくという設定。
おじさん視点だと主人公のフィジカルとメンタルの成長スピードが劇中時間としっくりリンクしませんでした。

とはいえ作品内の経過時間と主人公たちの成長速度が、視聴者に共感させるスピードというのは人それぞれで一意ではないと思う。
なのでこの作品はこういうものだろうという見方をすればよく、ただ僕はあまり納得できなかったというだけだ。
そういう意味ではリゼロやシュタインズゲートまどマギなんかが持つ時間の重みというものは必要だったんだなと思う。
無限とも思えるループの試行錯誤の上にほしかった成功を掴みたいという視聴者の願いなんかを一緒に時間を過ごすことで汲んでくれている。

リゼロも原作はエアプで、アニメしか見ていない。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデンは今思い出しても鳥肌が立つけれど、心が震えるファクターの一つとして時間があるんだと思う。
これは最近の流行りなのかもしれないけれども、ゆっくりと成長する過程をジェットカットするような感じの演出を多く見る。
隔世はあるんだけど、こういうことがあったのだという錯覚を視聴者に見せることで観せたいものを長い時間描くということをしっかりやっている。
ヴァイオレットのすごいところは手紙を書きますということについて『手紙を描くのは皆さん時間がかかるのはしっていますよね』ということを前提に物語を構成していること。
これは相当テクニカルなことをしていると考えていてなぜなら描かれていないエピソードを視聴者が勝手にある程度同じ確度で共有した状態を作れる。
なので、ヴァイオレットが仕事ができている事とほぼイコールでヴァイオレットの成長につながっている。
丁寧さと大胆な脚本構成に惹かれるのだろう。


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盾の~は、面白い。ただ全体的にその辺がどうも今っぽいというか共感できない部分の一番のポイントだと思う。
主人公の悪評の周知の早さがいかにも現代SNSそのものなのに世界観は中世ヨーロッパ的な印象がちぐはぐ。
更に世界の危機に落ちる波という周期がひと月ちょっとでやってくるという設定が、どうしても『この人達なんだかんだ言ってるけど、まだ2ヶ月ぐらいしか一緒になんかしてないんだな』みたいに数えてしまい白けてしまった。
すごくもったいない。
いやしかし取り上げるのはやっぱり面白かったからだとは思う。


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閑話休題

8月後半になりますが、9月からの仕事もないし流石にこのままだとまずいなと思ってきているのでバイトでもするかと思っていたりします。
社長業をしていても別になにか案件がいきなり転がってくるわけでもないし、本当にどこも取ってくれなくなってきたなという気持ちがあります。
少しの間は死なないとは思いますが、それでも少し焦りもあるのだと思います、8月ギリギリまで営業活動して何もなさそうならバイトの求人でもめくってみようかなと思った次第です。
これはもうしょうがない。

話はそれるけれど、割とフィクションは漫画や小説が好きで手当り次第読んできたつもりだったけど、本の虫と云うほどではなかった。
小さい頃何が好きだったのだろう?と思うとすごく短い時間でのちょっとした達成感だった気もする。例えば水泳とか習字とか。
それは今でも変わらないので、おじさんと呼べるほど内面が成長しませんでしたね、ということなのだろう。
短絡的な目標さえなく生きていると思っている。

けれどもこの雑記の中でさえ、仕事ないから営業しようとかバイトしようとか、作品について批評を書いてみたいとかがあるのは自分でもわかっている。
やりたいことがまったくなく無気力、ということではなく、中長期的な目的や指針を建てられないことが自己肯定感の低さにつながっているのだろう。
ずっと「こどおじ」をやっているという自覚だ。

 

8月後半は少し酒量を減らしたい。
どのようにするかはこれから考えないと。
イデアについて何かあればコメントを下さい。

僕は夏休みの宿題は4割程度冬休みに持っていくタイプの人間でした。