朝ごはんは、小盛りご飯に納豆、インスタント味噌汁、ハムエッグ、野菜ジュースとヨーグルトでした
こんにちわ僕です
世の中で毎日おかしなことが起きている
毎日何かが起きることは日常的ななのかもしれないけれども、こんなに毎日社会が揺れていただろうか
僕はキレる17歳世代である
確かに思い出の中では通っていたゲームセンターの非常階段から頭から血を流した人がおりてきたこともあった
ゲーセン通いといっても対戦格闘ゲームブームの真っただ中、ゲームが下手な自分がプレイしていたのはメダルゲームだった
名前も顔も覚えていないがかなり年上の多分高校生ぐらいの不良のお兄さん
僕が小学校5年生か6年生ぐらいの記憶
中学校の入学式の日に高校に上がった先輩たちが校門の前に集まって『ご入学、おめでとうございます!!!』と自分たちにでかい声を出してくれたのは怖かった
改造制服、短ラン長ラン、刺しゅう入りの詰襟、その最後の世代の方たちだ
今思うと彼らまでが就職氷河期世代の最後あたりだ
急速に冷え込む社会を学生時代に過ごしたことで僕はあまり感じなかった
結局そういう鈍感さが生きていくために大事なバランス感覚を今でも持っていないことにつながっているのだろう
上京して大学に編入し、友達のいない2年間を過ごして、大学院を出ると、無職になっていた
何とか手に入れた仕事も3年もたたずに辞めてしまい、気が付いたら42歳だ
その間、きっと毎日大変なことが起きていたんだと思う
知らないだけなのだ
本当だろうか?
9.11のリアルタイムのニュースは、ATIのAllinwonderを使ってPCのブラウン管で見た、映像学科だったのにテレビを持っていなかったからだ
2001年に東京めたりっく通信で常時接続を手に入れていた僕は毎日オンラインの友達とMSNでチャットをしていた
友達から大変なことが起きてるからテレビをつけろと言われ、たまたまPCに着けていたTVチューナーで見たのだ
「これって…映画?」ビルに突っ込んでいく飛行機を小さいウィンドウで見ながら、チャット越しに聞いた気がする、なんて返事が来たんだっけ、ずいぶん間抜けな質問をした
学校でMATRIXの話題になるとバレット撮影とモーフィングについて「あれはいったいどういうことだったのだろう」と同級生と話をした記憶がある
ソフト名は忘れてしまったが、windowsでも動くという噂があってP2Pで見つけたソフトを動かした
今考えると当時2枚の写真から中割りを作成しようと試みていたのはだいぶ最先端だった
当時熱狂したDiscreetの一連のソフトウェア群、おしゃれだったなぁ…すっと消えると思っていなかった
シリコングラフィックスもいなくなっていた
わからないから貪欲だった気がする
2002年2月にほしのこえが発売されて、熱狂した
まだYouTubeがなかったのに何で予告編を見たのだろう?
その年のInterBEEで新海監督の小さい講演があって、直接見たのはそれが最後だ
湾岸ミッドナイトやイニDも終わっていなかったから走り屋は全然いっぱいいたはず
中古のS13が50万円で買えた時代
懐古はこの辺にする
今は何でもある、本当の意味で何でもある
大仰に聞こえるかもしれないが、思想や見解、表現と批評、演者とのあまりにも壁一枚に思える距離、演者も演者じゃない一般人だといい始めている
モーフィングはディープフェイクとなって、インターネットは大衆化し犯罪の温床になった
システムは接続され誰もが簡単に発信ができるようなった
父親は「携帯電話にカラーディスプレイつけて何の意味があるんだ」そういった記憶がある
今ではカメラが付いていてコンデジさえもほとんど消滅した、声で家電が操作できるようになってるんだよ「アレクサ、電気けして」
もう物理ボタンさえあまりないよ
電子手帳を90年代初期から持ち歩いていたお父さんは割と先見の明があったね
エヴァンゲリオンのMAGIはDifyのような仕組みでどうだろう
ガッチャマンクラウズの総裁XはChatGPTで実現しそうだ
緊急脱出装置はないけど、ナイトライダーは各社から自動運転やオートパイロットが現実的になった
MATRIXのVRUIはまさに今花開こうとしている
『世界、っていう言葉がある。
私は中学の頃まで、世界っていうのはケイタイの電波が届く場所なんだって漠然と思っていた』
ほしのこえの冒頭に世界とは何かという疑問がある
携帯の電波は世界のどこにいても入るようになった
宇宙にはまだほとんどの人は出ていないけれど、メジャーな言語なら手元の機会でほぼリアルタイムに翻訳ができるようになった
テクノロジーは人の輪を大きくして世界を広げた
現代の世界とは何を指しているのだろう?
何でも手に入るのに、僕は独りぼっちだ
大学生の友達がいなかった時よりもずっと、一人を感じる
年のせいもあるのだとは思う、けれど世の中が便利になればなるほど、テクノロジーをわからないものとして人々があきらめるほど、どんどん孤独になっていく
冒頭のセリフには続きがある
『でも、どうしてだろう。私のケイタイはだれにも届かない。』
村上春樹が好きだった
新作は買うけれども読み進めることができない
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドという小説の中で主人公は「計算士」である
「計算士」は情報の暗号化を手伝う仕事だろう
その中で行われる「シャフリング」と呼ばれる最高難易度の暗号化技術は、無意識化で行われるため可逆に無意識化の本人がいないと不可能だとされるものだ
wikipediaにはSFの文字はないが、SFである
ブロックチェーンの脅威が量子コンピューターだとされているが、無意識化の人間が行う暗号化について解くことは可能だろうか
AIだけでない様々なテクノロジーによって世界のフリクションは解消され始めている
しかし今の一倍の問題はコストであり、原料だとされている
コストをかけるためにコストを利用している
そしてそのコストは資源や原料を大量に使う
スムーズな社会に到達できた時、僕たちにはいったい何が残っているのだろう
他人との関係がこんなにも簡単に作れるのに、気持ち一つでブロックやミュートができてしまう
社会は融和な方へ向かっているのではなく、決定的な分断を求め始めているのかもしれない
2025年1月の終わりごろの朝、僕はこのようなどうでもいいことを夢想している
どうして「シン・ガンダム」なんて作ってしまったんだ…
おそらく信じられないぐらい暇なのだろう
