終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

さよならをいうよ。

曲を作った。聞いてもらったらとにかくひどいと評判だったが、少しずつ上手になれば良いのではないかと思っている。
曲はたくさん聞いた。自分の作る曲は最初からオリジナルであるわけではないのだけれども、そこを目指してやっていきたいと思っているいつか届くと思っているし、訴えたいことは自分は誰かのことが好きだし、その好きがずっと続けば良いなっていう簡単なこと。永遠なんてものはないのかも知れないけれども、一瞬でも想いが通じた瞬間があったと思えることがあるなら、僕は生きていて本当に良かったなって思えるのではないかと思う。
誰かに好きと言われて、でもその好きには応えられなくて、けれど、人生とか生きてるとか、そんなことはすごくそういうことなんじゃないだろうか。自分の好きだって当たり前のように拒絶される世の中なんだ。

バスの路線図を見ながら、まだ都内でも全く行ったことのないところがたくさんあることに驚く。純粋に僕は無知だし、そこに対応することができないでいるなって思っている。正しさなんてことを偉そうに振りかざすわりに自分はその正しさに飲み込まれてしまって、どっちが正しいとか間違ってるとか、わからないことだらけ。文章にしてもテーマがないからあっちに行ったりこっちに行ったりする。音楽はもう少し自由がない気がする。僕の狭い視野の中の音楽は、リズムがあって、有限。テキストも同じなのかも知れないけれど。これは想いなのかもしれないと思うと、リズムはその瞬間で変わってしまって、その揺らぎはバスの路線図とランドマークに挟まったいびつな人間である僕そのものである気がしている。
誰もが思っているのかもしれない、自分が自分じゃない感じ。できないことに直面した時にとっさに取る嘘くさい自分に、最近は本当に辟易していて、これじゃない、僕なのに、こんなに嘘つきなんだ。自分に嘘をついてどうするんだろう。
そんなことを中学生からずっとやっていたら20年ぐらい経った。150%の時を経て、僕は何も学んでないように思う。これから学ぶのかもしれないし、このまま死んでしまうのかもしれない。
一つだけ違うことがあるとするなら、当時の自分よりも少しだけ、自分自身に対して真剣になっているような気がすることぐらいかな。あの頃の自分と今の自分を見比べるとずっと老けた。けれどそれぐらいだ。価値観や好きに対する態度は変わったのかもしれない。それはほんの少し自分が変わったからなんだと思う。
さいとうけいたに、ぷらとろさん鬱じゃん、と言われたのだけれども、鬱なんだよ。改めて告白すると。けれども、仕事で疲れてるのでも他人にダメを押されているのでもなくて、ただ自分自身にあんまり自信が持てないって、それだけのことだよ。仕事はできる限りのことをやろうと思っているし、それがどこかで実ることがあるのなら、それはその時の自分を少しだけ誉めてあげれば良いのだよ。とか、盲目的に僕は思うのです。

僕にとってはネガティヴなところっていうのは、僕自身の表の部分であるような気もするから、これは影なんじゃなくて、別に揶揄されても気にしなくていい事柄なんだよって、そんな風に思っている。
最近は曲を作っている。戯曲は十年以上書いていない。小説は二年以上完結させていない。そろそろ書き始める時期だという気がする。

全然関係ないけれども、どこに行くのもオールスターのスリッポンで出かける。よく、靴紐ないけど大丈夫?って聞かれるけれど、ないのが正解なので、大丈夫だよって、答えている。
靴はローテーションさせないと悪くなるよというのは知っていたのだけれども、先週の金曜日に完全に壊れた。履き潰すってこういうことなんだなって思った。基本的に靴はどこかがボロボロになるまで一足を履き続けるのだけれど、ちょっと今のタイミングなんだなって思って、ベッドの中でアマゾンのアプリを立ち上げて、そしたら全く同じデザインのがあったから、それを買った。それから昔持っていた、茶色いのもすごく安くなっていたから合計で二足買った。

このシーズンも前のシーズンも全然服を買えなかったから、2015年はどこかできちんと服を買いたいなって思う。背筋とか伸びるような、ピリッとした格好をしたい。仕事もピリッとできれば良いのだけれども、とりあえず今の所そんなにピリッとできる感じはしない。不思議なことに。ちょっと自信がなくてさ。未来の自分に笑ってもらおう。

ブログをアプリで書いてみた。なんというか、割とフリック入力は体にあっているのかもしれない。スマホでなんでもできるようになったら、パソコンでは何をすることになるんだろう。
でもさ、こういうアプリをこういうデバイスで作るのは何か違う気がしている。コンテンツはこうやって作られていくのかも知れないけれども、プロダクトはもう少し敷居の高いもので良いのでないかなっていうのがちょっとした持論。

今年の抱負は、少しだけ現実味を帯び始めている。もっと仕事にも表現にもコミットしたい。ネガティヴな自分はいつもそこにいる。闇の中に入るのは簡単だ。だから、暗闇を一緒に冒険してくれる人を探してる。

とりあえず、さよならを言うよ。