終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

雑記:240225

ここのところノイズの多い日常を過ごしています
こんにちわぼくです

当分その生活は続きそうなのだけれども、不便さによってテキストとは向き合えるのではないかと安易に考えていた
年始あたりから古いレッツノートがいいんじゃないかとおもって秋葉原に企業の入れ替え品がないかと見に行っていた
先日秋葉原で普段はいらない店で目当ての端末があって東アジアっぽい店員さんから『セール品・もうちょっと安くできるヨ』と声をかけられ、バッテリー状況確認してもらったら9割弱残っていたので買ってしまった
ドライブなしのSV7で28000円、ほかの店でも似たような価格で売っていたのだけどとにかく傷が天板にしかないので仕事サボっていた人の端末だろうと思う
メインPCを前にしてノートで雑記を書く必要なんて全くないのだけれど一度試しておこうと思った
今のところIMEの切り替えをほかのキーでやれるようになるなら問題がなくて、皆さんはどうやって切り替えていますか

朝起きて歌いに行くかと思って小雨の降る街を歩いた
ちょうど10時ごろだったこともあってパチンコ屋の前に大行列が作られていた
整理券を求める人々、広い歩道が客で両脇から狭くなっていて傘を持って歩行することが少し困難なほどだった
ぼくが歌いに行くかと思う程度に時間を持て余した世の人たちはパチンコを打つ
大した違いはないんだろうけれども、歩道はみんなのものだよと思った

ひとしきり歌い会計をして家路につくと雨は降っていたが2時間の間に歩道は観光客であふれていた
僕はいったいどこに住んでどんな人生を送りたいのだろうか?そういったことを考えるとさっぱり答えを出せずにいる
引っ越しをしたいと思う気持ちと、そもそも土嚢な生活をしたいのかと思うことに開きがあって幸せになるための道程を想像することがむつかしい
今都心の便利なところに住んでいるのは呼び出される先がいろいろあってもそこそこ近いからだ
でも気持ちとしては田舎の奥まったところでのんびりと広い家に住みたい
人に比べれば贅沢な生活はしている認識はあるが、もう十分だ

鏡を見ると疲れた男の顔が見える


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宇多田ヒカルの新曲のPVが謎技術ですごくいい
どうやって撮っているのだろう?こういうわからないことがまだまだ世の中にあることはうれしいことだ
これは陰謀とかそういうことじゃない、エンターテイメントとして人々への驚きのために隠しているだけだ、意地悪ではない、手品の種みたいな


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tuki.の晩餐歌という曲が流行っているらしいことを今日知った
久しぶりに小さいギターを手に取って指が痛くなるまで触っていた
練習なんかしないから全然うまくならない
いい曲だなと思った、15歳なのかーと思った
もうずいぶんとあっていないけれども姪っ子がそのぐらいだったんじゃないかしら?と思った
時間がたつのは早い
アルペジオでもできるようになればギター触っていてもっと楽しくなるだろうか?
…どうせ練習しない

2月がもうすぐ終わる
怖いことを怖いと思えることは正しいと思う
けれども、それだけでは、歩みを止めたままでは新たなる結果を手にすることができない
新たなる結果の多くは期待したものでないことが多い
ただ、大きなリターンを得るために、もしくは正しい評価をもらうためには今はあっているのか間違っているのかわからないことに勇気を持って行動することが必要なのかもしれない
赤見かるびさんが『世紀のファーストペンギン』と言われて一部の尊敬を集めていることはいじっているだけだとも考えられるけれど、実際ちゃんと評価されているように見える
もちろんダメなことはだめだし、怒られることもある
人生はダチョウ倶楽部じゃない

今はもう忘れたバレンタインディ

2024年2月14日、聖バレンタインデイ
こんにちわぼくです


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物語を久しぶりに書こうと思って本を買ってきたのですけれどもまだ開いてもおりません
かなえ先生という犯罪解説系のVTuberの方をよく見ておりまして、新刊が電子書籍では売られないということで先日本屋に行ってきました
しかし住んでいるところの最寄りでは見つけることができず、たしかにこれは売れておると思いまして、生半可な本屋では取り扱いがないかもしれないと、そこまでファンでもないにも関わらずでかい本屋を求めたのです、やはり売り切れという言葉、満員御礼という言葉には魅力がありますね
東京駅に大きい丸善があったことを思い出し、電車で揺られまして到着いたしましたところ、在庫検索をすると◯がついておりました
普段立ち入ることのない自己啓発の書架の一番上に1冊がありましたのでなんとか背伸びをして手に取りました
中身をパラパラと見てふと冷静になったわけですがせっかくなので買おうという気持ちになりそのままレジに行こうと思ったのですが、せっかく電子ではない本を買うわけなので他にもみて行ってもいいのではないかという悪魔的な考えが浮かびまして、ということはもっと買っても良いのではないかということで普段見ることのない出入り口一等地の書架の平積みを眺めてました
主に金融、AI、ビジネス、自己啓発の新書がたくさん並べられておりまして、どれもこのような非常時に買うには良い本に見えるが興味のある分野で今まで手に取っていない本を買いたいなと思ったところ、『シナリオセンター式 物語のつくり方』というほんをみて中身を眺めるとたしかにこの手の本は買ったことがないなと考えるに至りましてレジに二冊を持ち会計をしたのでした

 

最近ですが2018年ぶりぐらいにオフィスで椅子に座っております
2018年終わりに起業をしてからぼんやりと一人で仕事をしている時間が長かったわけです、約6年、主に一人。
20年年初からの流行り病も24年になりまして皆さんもういい加減くさくさしていることにより空気的にはもうええやろとなっているのだと思うのです
しかし別に何かが素晴らしく解決したわけではないと思うのですが、どうなんでしょう
週1半日座っておりますと本当に何もしない時間が過ぎてゆきまして、結局調べ物や資料のための素材を探す以外にやることがないわけです
制作はひとのいない時間や集中したときにしかしないので、たしかに僕にはサラリーマンはさっぱりと向いていないのだなということを思い出しています(まだ2度しか出社しておりません)
仕事の中でコミュニティについて向き合う必要がありまして、社員さんが参考図書を出してくださいましたので読んでおります

著者がAdobe出身でFlexのコミュニティについて深く関わっていたことやAWSのコミュニティの立ち上げをやられていたということで冒頭2割でかなり思い入れを持ちながら読んでおります、面白いです
自分が好きなものから取り入れた結果、結構そろそろ終わりそうなシリーズばかりになっており、けれどもひとからおすすめされることも少ない人生、おすすめいただくものはたいてい序盤は買って読むのですがハマることが少ないのです
それでも書店員さんからおすすめされるとたしかに面白いことが多いので書店店頭ポップを蜘蛛の糸に見立てサーフィンするのは楽しいですね
最近読んだ漫画で面白いなと思っているのを貼っておきます

 

 

今日はバレンタインでした
皆様におかれましてはロマンスに身をおいておりますか?
僕は少しロマンスのイベントからは遠いところにおりますが、ロマンスは好きです、また機会があれば恋愛脳に染まりたいと思っております、お願いロマンスの神様

和歌山が特区になる話を書こうと思っております
特区とは何かということを最近は勉強しております
年末までに冒頭だけでもかければいいと思いました

SEED FREEDOM を見てきた【ネタバレあり】

2月です、皆様寒い中いかがお過ごしでしょうか
こんにちわ僕です

ガンダムSEED FREEDOMを見てきました
劇場鑑賞中に帰ろうかなと思った映画について思い出すことができないですが、久しぶりの感覚でした
しかし見終わってみると、意外なことに満足感があり、久しぶりのキッズアニメも楽しいなと思っていたのです
それが1月の終わりのこと


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時間が経って考えてみると、そもそもそういうものだったんじゃないかというふうに考え直したところ、やはり見た直後の強烈なむせ返るような平成初期の空気感という感想は間違っていないのだなと思うに至りました
アニメは娯楽でありおもちゃを売るためのツールだったなぁと
2000年代以降のガンダムは00やオルフェンズに水星の魔女、宇宙世紀であればユニコーンにサンダーボルト、ハサウェイなど現代になるにつれ話の複雑さや綿密な伏線と脚本、強いメッセージがあるのだろうなという思い込みをしていたのだけれども、そうだった、馬鹿なことも魅力なのだと教育された映画だった
ここ数年で最も素直に裏のない表現を取り入れ劇場でくすっと苦笑いをする作品だった
満足度は高かったんだと思う

考察をすることも楽しみの一つかもしれないけれど、そのまま額面で受け取ったほうがいいんだろうなと思うことはこの先の自分への教訓にしたい
笑ってしまったいくつかのポイントについてメモのようなものを残しておきたいので、この先は大いなるネタバレになります

これ以降はネタバレ

ラストシーンが大いに盛り上がるのは愛、SEED世界では戦争と愛が描かれており、劇場だからと言いということはないはずなのだけれども、ラストでは結ばれている人たちは大いに発散させていた、アスランカガリのあられもない姿を想像しライバルキャラクターの心を読み取る能力を鈍らせて叩き切るし、なんとか生き延びた不可能を可能にする男は艦長とディープな口づけを何度もする、ラストカットでキラとラクスはパイロットスーツを脱ぎ捨て海辺らしきシチュエーションで裸で向き合っており、まさに愛だったのだろう

今回の敵役は全員間抜けしかおらず、これは尺的な都合で本として成立させるのが難しかったためだと考えられるが、本当に間抜けしかいないのがすごかった
SEEDのクルーゼやカガリとキラの関係などの深みを捨て、SEED DESTINYデュランダル率いるザフト、連邦のステラの下り及びジブリールの間抜けが超高度な政治をしているように見えるほどに、全部雑だった
00のミスターブシドーなど霞むほどに雑

シンに精神攻撃をしようとした際に心の闇に逆に飲まれるシーンはギャグだったがあの表現が一番正しかったのだろう
アスランはなぜかズゴックで戦い、爆破すると中からジャスティスが現れ、謎の女はギャンに乗っており、本物だった
フリーダムガンダムだけがひと世代前の期待であったが最後の最後にダリフラのような仕組みによって超進化を遂げたことも良かった

蛇足ではあるけれど、物語としてみるとDESTINYがまともに話を終わらせなかったことに対しての幕引きをする側面もある。
また一つ終わったんだなという気持ちになった
SEED DESTINYではデュランダルによって『すべての人類が幸福であり平和に生きるためのデスティニープラン』を提唱し、それは良くないんじゃないか?というもやもやのままにラクスとキラやオーブ連邦などによってデュランダルを撃破するところまでが描かれていた
ただ、デュランダルの提案は外面は良く、世界としても受け入れの姿勢を見せている国もあり、いきなりその希望をキラ達によって打ち砕かれた人類も多くいたことを考えると、そういう側面では物語が始まったばかりであった
当時こういうアニメは少なくなく、その後について言及されないことは物語ではしばしばあるのだけれども、それにしても中途半端に終っていたので、そこを完全に回収した形になっている
そのため物語を通して一切出てこなかったラクスの母親を迎え、コーディネーターの上位種という設定のアコードというものが登場し撃破される
結論としてキラたちの選択は未来は誰かによって決められるものではなく、自分たちが選択肢決めていくのだ、という決意を結論して総括したので、CE世界においてはまだまだ戦争も起こるしずっとバチバチにやり合っていくのだろうと思う
最後までザフトと連邦はバチバチにやり合っていたし、連邦とザフト以外の人達は全く協力しないし、核はどんどんうつ。人類は数百人規模になるまで彼らは戦争をするんだと思う

アニメの話

エルゴプラクシーというアニメがある
2006年の作品だということでもうそんなに時間が経ってしまったのだと思うのだけれども、よく考えると自分の好みは大衆的な作品ではなくサブカルやアングラというもののほうが好きだったなということを思い出した
何故か世の中がそっちがわの面をした作品が多くなったような勘違いをしていたので忘れていたが、僕がマジョリティーによったのではなくてマジョリティーが大人向けになっただけだ


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2000年後半のアニメが量産され始めた時期に例えば涼宮ハルヒなどのラノベの皮を被った青春SFや日常などの不条理コメディ、らきすたのようなゆるふわヘンテコ日常、電脳コイルのような子供向けを装った本格SF、とらドラのようなドロドロ恋愛など、アニメ視聴者にに世代や背景を求めないカオスな期間が結果としてシュタゲや東のエデンコードギアスなどが受け入れられていく土壌を作ったのだろうと思う
そういう意味では最も個人のセンスが花開いた作品が多くあるのが10年代に集まっているのだろうと思う
劇場では新海誠細田守という名前だけで作品が売れ、テレビでは幾原邦彦ピングドラムを作りあおきえいアルドノア・ゼロを作り、虚淵玄が売れた

短い日本アニメの歴史ではあるが、その礎とも言える90年代後半から0年代前半の濃密なアナログアニメの大事なピースとしてのSEEDが現代に同じ空気感で(多少馬鹿すぎるところがあるにはせよ)感じられたのは良かったのではないだろうか


後悔しているとすれば、もっと気楽な感じで見に行けばよかった、そう思うところだけが残念だ