終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

退職エントリ::大いなる圧力は僕の目を曇らせた

12月5日付で株式会社オルトプラスを退職します。

 

現在有給消化中です、有給がつく前に転職を決めてしまおうと思っていたのでずいぶん時間がかかりました。次に行くところはまた始まったら名前を出すかもしれませんし、皆さんのお力を借りる事になるかもしれませんが、今はいったん内緒ということにさせてください。電車通勤です。

 

アプリとかゲームとかの会社が嫌になったのかといわれると、全然そんなことはないのですが、僕にとってゲームって、暇つぶしにもならないものなので、気がついてしまうと一気に熱が冷めて別の自分の知らない世界を知りたいなって思ってしまったのです。いや、そもそもゲームやらないですし、だから会社からの動機づけがほしかったんでしょう。

 

もちろん、A+上層部からの激しいdisがあり、大人げないことをされていたので腹が立ってということも少なからずあるわけなんです。パワハラにあたるので労基に駆け込むことも考えましたが、だからどうしたいんだっていうビジョンがなかったので耐えてみました。次に行くところはいろいろ自分ができないことはあると思いますが、社長自らの面談で決まったことなので仲よし子よしをやる予定はありませんが、それなりに同じビジョンを持って夢に共感できればいいなと思うのです。

 

オルトプラスの悪口を書くつもりはないですが、とにかくビジョンがぼんやりと不明瞭でキャリアを積む、という感じの会社ではなかったのだと思っています。どこに向かっているのかわからない船に乗って、僕はこのまま35になったとして(きっとそのころには会社からの圧力もいい加減ないとおもいますが)何が得られるのだろうと思ったのです。これが新卒で、右も左もわからない、運用タイトルで自信をつけていく、というのだったらまぁ、アリなのかもしれませんが、1部上場企業がものづくりに対して『根性』と言ってるのはどうかと思いました。納期は守るものだしクオリティラインを見定めるために打てる手は無限のようにあるのです。しかし、単純に勘違いをしていて、納期はのばせばいいし、という甘い思いがあるに違いありません。それが社内の空気となって重い澱のようになっていました。オリジナルタイトルですら許されないのに、版権ものになればなおのことです。担当者と仲が良くて解決できる問題ではないのです。新規で物を作っていく、産みの苦しみを知っているはずなのに、がむしゃらにやっていたから、みたいな感じでよく覚えていないというのです。そういうことではないのです。成功体験はどこにでもあり、売り上げだけが会社の目標であるのならそのようにいうべきだと思いました。しかし実態はそうではない。組織変更しましたと言って名前が挙がる人間は同じで、何のための組織変更なのかわからない。少なくとも僕は一緒にやってるメンバーから『船頭やってよ』と何度か言われましたし、バイトの子を成長させるための原動力を与えたと自負しています。それを圧力で返されると恩を仇で返されているようでさっぱりでした。

 

次のところはそんなことないんですか?とよく聞かれますが、入ってもない会社について知るわけがありません。

 

 

ということで、ディレクターからシステムエンジニアになります。

 

何気にシステムエンジニアという肩書は初めてなので何をしたものか右も左もわかりませんが、なにかまぁ、するのでしょう。

 

できれば最初は自社製品から覚えて行って、ゆるく仕事を行いたいものです、って言いながら、実は初日からハードに動いちゃう人間なので、そういう点も含めて、もう若くないんだぞ!と自分に言い聞かせたいです。

 

とりあえず次が8社目です。(フリー含めると何社目かわかりません)

 

知り合いには『1度しかない人生なんだから10社以上渡り歩いてみようぜ』と言われましたが、短期間に代わりすぎているので、次は3年とか5年先で考えてみたいです。

 

小さい会社なので、自分からもビジョンをどんどん発信して共感を得ていきたいと思っています。頑張らずだらだらやりますが、とりあえず勤怠はよくしたいなって思います。

 

それでは