終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

昼に寝ると夢を見る

日曜日の昼は、寝ている事が多い。

ボッチ芸と言われる事もままあるけれども、基本的には一人で過ごしているし、心のどこかが空虚で寂しい。求めているものは手に入らない。

 

昼寝をすると夢をたくさん見る。たいていの夢はすぐに忘れてしまう。

夢の終わり、覚醒する直前の僕は混乱している事が多い。

今が何時でどこにいて、どんな状況なのかわからない事が多い。

学校に遅刻してしまうと思う事は本当によくある。それが高校だったり中学だったり小学校だったり様々なのだけれども、どれもが嘘だ。どんな夢を見てもそれは嘘だ。けれど夢の中の自分は本当にそのときの事をよく覚えていて、同じように慌てふためく。

そして夢から覚める直前に、自分はもう大人なのだと気がつく。

 

昨日は夢を見て、自分のいる時間がわからなくなった。なぜ寝ているのかわからなくなり、会社にいかなければ行けないと思って、焦って、起きた。

14:24だった。日曜日だ。

のどはからからで、ふらふらとした足取りで冷蔵庫の前にたち、残り少ないウーロン茶を飲み干して、部屋の中にある階段で丸くなった。

 

心が空っぽだった。

誰かにあいたかった。

マルエツまでいって、少しの食料品を買い込んで、家に帰った。

渋谷にすんでいるけれども、住宅街なので人はそこまで多くない。

すれ違う人がすべて当たり前なのだけれども、知らない人だった。

 

家に帰ると野菜炒めを作って卵とじにして食べた。

 

昔の先輩からの仕事の話がきている。安い仕事だ。迷っている。短くて値段の安い仕事は何も難しくないから受ける。時間が長くかかっても安くて面倒な仕事も、納期さえ決まっていれば受ける事が多い。

今回の仕事は、長く、簡単そうで、安く、納期が決まっていない。

受けるかどうしようか悩んでいる。

 

返事をしないまま3日が経った。