身を焦がすような激しい恋をしている
たまらず僕はポエムを書いた。
街灯が緩い光を放つ下、帰り道を急ぐ僕の手はかじかんで、白い雪が舞い降りては、目の前で消えていくから、無関心を装ったの僕は少し早歩きになる
恋いこがれて焼き付くような思いなのに、会えなくて声も聞けないから、僕の生活を呪うよ
呪詛に囲まれた嘘つきの僕は秒速3万キロメートルの風にきりもまれて一瞬で姿形を無くすから、君に会う以前、僕は僕という存在を消す。
あまりにも遠い思いは銀河の彼方みたいに思う。僕は今どこにいる。
昇華した涅槃の空気、同調姿勢を見せる神様、蹴り飛ばして罰を受けるよ
君は地獄行きだね、とおかしそうに笑う神仏に哀れみを覚え、慈愛の心よりも強い嫉妬の渦が君に向かうんだ。
会いたくて、会いたくて、会えないからただ、ブルジュハリファを指先一本で倒壊させる
強い思いが死んだ人間をよみがえらせ、集落を支配するよ。
君へ届け、この恋心。
ハードロックだ。そういう気持ちだ。胸のビートが早くなる。
仕方がない。