終末を待つだけの雑記

永久に青春を感じる中年がお届けします

オタクが思う仮想通貨と円の話

朝五時。
起きてしまったものは仕方がない。
課題はたくさんあるのだけれども、一つ一つ乗り越えていかないといけないことだけがわかっている。
個々数日間の暴飲暴食はどうも自棄的な行動だったように思うし、単純に年末なので人と会いたいということだったのかもしれない。

飲み会が好きだ。
大人数も少人数も好きだ。僕は大人数だとほとんどしゃべれないし、人見知りなのであまりしっかりとした意志を伝えることは難しいのだけれども、それでも人と飲むのは好きだ。お酒の席が好きなのかもしれないし、単純に寂しいのかもしれない。

閑話休題


オタクをはじめてまるっと3ヶ月がたった。
自分をオタクだと思うよりももっと先に思うことがあって、でも今はがむしゃらにやろうという気持ちだけが先行して本当に多田のキモい感じと、自分がエモくなっているだけなので、どこかで自分なりのすり合わせをしないと生活に支障が出ていることは明白なのだけれども、楽しいので仕方がない。何かを削らなければいけない。
差し入れの列挙をしたいけれども、それは心の中に秘めておこう。

僕は宇宙氏が好きなのだけれども、宇宙氏とどうなりたいのかということはあまり想像がつかない。
宇宙氏には幸せというものがどんな形のものなのかわからないけれども、彼女なりの幸せの形を見つけてくれたら僕は幸せだと思う。
恋人が出来て、結婚をして、という流れもいいし、一生芸能の道に進んでいくのでもいいし、なんにせよ時間は永遠じゃない。
まぁ、そのへんはファンとかオタクと呼ばれるものと、その対象というところでうまく完結できればいいのではないだろうか。
僕は偶像としての彼女が今は必要だし、今、あしたから居なくなりますと言われるととても空虚な気持ちになるだろう。それは間違いない。
それはもはや仕方のないことなのだと思う。

忘年会シーズンだけど、自分が人を呼ぶことは大いにあるのだけれども、今年は人から誘われることが殆どない年になりそうだ。
ちょっと残念である、でも年をとるというのはそういうことなのかもしれない。もしくは自分が人とつながることについて消極的になり始めているのかもしれない。
怖がっているのかもしれない。年を取っていくことで自信をなくしているのかもしれない。

最近、仮想通貨に結構はまってしまった。
現物というのか、おそらくFXはやらないんだと思うんだけど、結構高値でビットコインや、XEMやリップルのようなまだ小さいコインを買い集めて喜んでいる。

円について色々考えることがあって、結局僕にとってお金とは何なのか、日本人にとっての円とは何なのかを考える。
円とはおそらく新要素のものなのだと思う。
日本に転換期は幾度となくあったように思う。クレジットカードの導入、小切手、ポイント、いっぱいあった。
しかし現金=円がそれらを駆逐してしまった。電子マネーの決済についても、円という感覚はなくポイントであると思う。
日本人にとっては、もう円というものが新要素のものなのではないかと思う。

例えば諸外国であれば、レートによって価値がまちまちにはなるが、USDが使えたり、円が使えたり、各国の独自の通貨が使えたりする。
しかし日本でUSDですら使用できない。いや、多分使用できるところもあるんだろうけれども、それはちょっと特殊であって、例えばコンビニでコーラを買うのに1ドル紙幣を出しても買うことは出来ない。円だけなのだ。
円というものしか、日本では信用されない。結局クレジットもsuicaのようなものも、円の代わりにできるという側面を持ち合わせている価値により使用することが出来る。
それから日本人はどうも手数料が嫌いだ。
自分たちが何気なくマージンを取っていることについて、何も言わないのに、他人がマージンを取ることが嫌いだ。
マージンはあってしかるべきものなのだと考えている、何故かと言うと、そこに仕事が挟まるからだ。しかしそれが嫌いだという。仕事をするのに金を払わないと何たることだろうか。
マージンとはしかし考えてみると代行(仕事)がいるから発生するものだ。個人間決済ができればそんなものは今の数十分の1になるだろう。もしくはなくなる。

仮想通貨の面白いところは、原理的には個人間決済ができることだ。
これにより、中間で仕事をする人間というかシステムが必要なくなる。
システムというのは機械やプログラムのことではない。人間が働くということだ。
仕組みさえあれば、利用する人間の相互認識があれば問題ないはずだ。

日本は後進国だと言われている。これは技術が、とか学力が、とかそういったことではなく、もはや鎖国状態にあると言っていい。
意識の問題なのだと考えている。
だからもしかしたらこのままでいいのかもしれない。このまま日本という国は円に縛り続けられ、いつの間にか満足に買い物もできなくなる国になるのかもしれない。貿易さえもできなくなる。
それは円に価値がなくなる日が来るということだ。
羽月莉音の帝国の中で、主人公たちが立てた銀行で、ループルを売り浴びせ、ロシアを壊滅させるエピソードがある。つまりルーブルの価値がなくなればロシアという国は立ち行かなくなる。通貨とは脆い。フィクションの中でさえ簡単に破綻してしまうのだ。(まだ読んでいない人はネタバレになってしまってすいません)

 

 


それがいつくるかと言われればそれはいつ来るのかはわからない。
でも、もうすぐそこに来ているようなきがする。

宇宙ちゃんのチェキが1500円を手渡すのではなく、仮想通貨で支払われるようになったりした時、もしかすると時代は一つ先に進むのかもしれないなと、早朝に考えた。